バドミントン桃田賢斗 初戦快勝!「プレースタイルを考えてやれた」風を味方に変幻自在

スポーツ報知
桃田賢斗

◆ジャカルタ・アジア大会(19日)

 バドミントンの男子団体1回戦が行われ、第3シードの日本はマレーシアと対戦。18年世界選手権金メダルの桃田賢斗(23)=NTT東日本=は、第1シングルスでリュー・ダーレンを21―13、21―14のストレートで下した。世界選手権準決勝(4日)で勝って以来の再戦。当時痛めていた腹筋も完治し、キレのある動きで世界選手権銅メダリストを圧倒した。「こういう舞台に立てて感謝している。相手は攻撃力のある選手なので、しっかり守備もできてよかった」とうなずいた。

 今大会の会場は、空調がシャトルに与える影響が大きく、対応が鍵を握る。桃田は追い風でシャトルが飛びやすい第1ゲームにアタックを多用。コートが逆になる第2ゲームは、ラリーで前後に揺さぶりをかけて、相手のアウトを誘った。風に合わせて変幻自在のプレー。「風上、風下でプレースタイルを考えてやれた」。同会場で行われた7月のインドネシア・オープン優勝の経験をきっちり生かした。

 団体戦はシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合のうち、3勝を挙げたチームが勝ち上がる。

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