【卓球通信】雰囲気良い男子、アクシデント女子…男女監督にアジア大会展望を聞く

スポーツ報知
安藤みなみ

 熱戦が続くジャカルタ・アジア大会で、卓球は26日に始まる。多くのチームで主力が参加する一方、日本はワールドツアーと日程が重なり世界ランク上位勢が不参加となったが、東京五輪の代表入りへアピールを狙う男女8選手が出場。男女の代表監督を直撃し、2週にわたって展望を聞いた。

 大会前半は団体戦が行われる。松平健太、上田仁、森薗政崇、吉田雅己で臨む男子は全員が青森山田高OBで、田勢邦史監督は「気心が知れていて団体戦の経験もあり、雰囲気はすごくいい」。打倒・中国はもちろん、選手は異なるが、今年の世界選手権で敗れた韓国への雪辱の思いも強い。

 女子は加藤美優、浜本由惟、安藤みなみ、前田美優が出場予定だったが、出発直前に浜本から森薗美咲へ変更が決まった。コンディション不良とみられる。アクシデントに加えて韓国、台湾、北朝鮮、香港などライバルも多いが、渡辺武弘監督は「中国と戦うまでは勝ち上がりたい」と目標を掲げている。(林 直史)

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