卓球ドリームマッチ 男女の見どころは

スポーツ報知
学生への雪辱に挑む松澤

◆報知新聞社後援 第7回「日本リーグ・日学連対抗 卓球ドリームマッチ」(25、26日、長野・ホワイトリング)

 【第7回大会の見所】

 ▼日本リーグ代表総評 男女共に日本リーグを代表するトップレベルの顔ぶれが揃い、昨年の雪辱を果たすべく、若手の勢いを跳ね返し実業団の意地とプライドを見せつけられるか。

 ▼日本リーグ男子代表

 今年の日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント男子シングルス王者、2017年度全日本ランキング6位の松平賢二選手(協和発酵キリン)が出場する。松平4きょうだいの次男で、弟の松平健太選手(木下グループ)、妹の松平志穂選手(日本ペイントホールディングス)はTリーグへの参戦を表明している。同じく昨年の年間王者の協和発酵キリンから笠原弘光選手が出場。前期高知大会で創部60年目にして初の優勝に貢献した、有延大夢選手(リコー)は卓球界きってのイケメンプレーヤーだ。また、全日本実業団選手権で30年ぶりの栄冠を手にした、シチズン時計から町飛鳥選手と、2017年度全日本ランキング12位上村慶哉選手も出場する。

 ▼日本リーグ女子代表

 今年の日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント女子シングルスを制覇した前期高知大会優勝の松澤茉里奈選手(十六銀行)が出場。出身の長野で行われる今大会に向け、「大勢の方に観戦してもらえると嬉しいです。日本リーグチームの所属して5年目。社会人になった当初からドリームマッチがあり、大学生の選手との交流としてとても良い大会だと思っていました。交流も大事ですが、大学生があこがれる日本リーグであるために私たち日本リーグチームは勝利にこだわりたいと思います」と意気込みを語った。

 松澤と同じチームで、優勝に大きく貢献した加藤杏華選手(十六銀行)も出場する。昨年度日本リーグ後期大会優勝の平侑里香(サンリツ)は、巧みな試合運びとハイレベルなフィジカルでトップランクの実績を納め続けており、注目の選手の1人。昨年のユニバーシアードで女子ダブルス金メダリストの成本綾海選手(中国電力)は今月1日に、文部科学大臣表彰を受賞した期待の星。同じチームの宋恵佳(中国電力)も安定した技と実績を持つ実力者だ。

 ▼日学連代表総評

 男女ともに日本学生界を代表するトップレ選手が集結。学生らしいアグレッシブなプレー実業団選手を脅かし昨年に引き続き連覇を狙う。

 ▼日学連男子代表

 今年1月の全日本選手権5位の活躍が光った渡辺裕介選手(明大)をエースに精鋭がそろう。出身が長野の渡辺は「地元で開催されるドリームマッチなので、すごく楽しみです! 全力を尽くして良い試合をして、地元の方々に少しでも楽しんでもらいたいとおもいます! また卓球をはじめた地で自分の成長した姿を見てもらいたいです!」と抱負を語った。ほかに今年、28年ぶりにインカレを制した専修大から主軸の田添響選手、郡山北斗選手、2017年度全日本学生王者の坪井勇磨選手(筑波大学)も出場する。

 ▼日学連女子

 2018年度インカレ3連覇を達成した立役者でツートップの阿部愛莉選手、2017年度全日本学生選抜王者の徳永美子選手(ともに早大)が学生界を背負って社会人に挑む。2017年度全日本学生選手権2位の奥下茜里選手(日本大学)は粘りのプレーに注目。

17年度全日本学生選手権3位の田口瑛美子(筑波大)は多彩な変化プレーが持ち味だ。

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