【折茂武彦の絆とともに】ネト新HC目指す“全員攻撃”適応できる

スポーツ報知
帯広合宿でネト新HC(右)の指導のもと練習に取り組む折茂

 レバンガ北海道はブラジル人のジョゼ・ネト新ヘッドコーチ(HC、47)を迎え、初めてフルメンバーがそろった帯広合宿は21日に始まり、24日まで行われている。

 南米の強豪ブラジルのトップリーグでCRフラメンゴを4連覇に導き、ナショナルチームのアシスタントコーチ(AC)で五輪にも参加。指導には、豊富な経験に裏付けされた自信と、あふれる包容力を感じる。ミーティングでも「各自が、水準以上、理想に近づけるようハードワークを継続してほしい。試合での勝ち負けの責任は自分が一切、背負う」と話してくれた。今季スローガンに決まった『超えろを超えろ。』も、HCの信念が反映されていると思う。

 戦術も分かりやすい。ハードなディフェンスから攻撃に転じ、素早い切り返しで数的優位、スペースを作り、シュートチャンスには全員が積極的にゴールを狙う―。「スコアラー」として生きてきた自分も、自然体で適応できると思う。

 Bリーグ3季目、新体制のもと、「結果」が求められるシーズン。自分も、ケガなく10月6日の開幕戦(対大阪、北海きたえーる)を迎え、あと171点に迫った通算1万得点をできるだけ早くに達成し、ファンの期待に応えたい。(SG、レバンガ北海道代表)

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