石川佳純が決勝へ 張本智和、伊藤美誠は連覇ならず 卓球チェコOP

スポーツ報知
卓球チェコOPで決勝に進んだ石川佳純

◆卓球ワールドツアー チェコオープン第5日(チェコ・オロモウツ)

 男女シングルスの準々決勝と準決勝が行われ、石川佳純(全農)が決勝進出を決めた。準々決勝でディアス(プエルトリコ)を4―2、準決勝で芝田沙季(ミキハウス)を4―1で下した。26日の決勝は文佳(中国)と対戦。準々決勝で伊藤美誠(スターツ)を破った難敵を相手に、3月のドイツ・オープン以来のワールドツアー制覇を狙う。

 男子の張本智和(エリートアカデミー)、女子の伊藤はともに昨年に続く大会連覇はならなかった。世界ランク6位の張本は準々決勝で17位のフランチスカ(ドイツ)に勝利したが、準決勝で16位のフレイタス(ポルトガル)に3―4で屈した。初戦から3試合連続で中国選手と対戦した伊藤は、準々決勝で文佳に3―4で惜敗した。

 女子では世界ランク19位の芝田の奮闘も光った。準々決勝では9位の平野美宇(日本生命)を4―3で撃破。1月の全日本選手権では6回戦で平野にフルゲームで競り負けていたが、その雪辱も果たした。準決勝では石川に敗れたが、6月の中国オープンでは中国の朱雨玲を破るなど、格上相手に勝利を重ね、存在感を示している。

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