【Bリーグ】北海道・山本、B1初出場へ「チームの潤滑油になりたい」

スポーツ報知
帯広合宿でシュート練習を行う新戦力の山本(左はネトHC)

 Bリーグ1部レバンガ北海道にB2山形から加入したポイントガード(PG)山本柊輔(しゅうすけ、24)=176センチ、74キロ=が、初のB1出場へ奮闘している。

 多嶋朝飛(29)、松島良豪(26)に次ぐ“第3の司令塔”は「多嶋さんは得点力、松島さんはムードメーカー。自分は激しい守りから速い展開に持ち込みチームの潤滑油になりたい」と話す。21~24日に行われた帯広合宿では、常に先頭でボールを追いアピールした。

 静岡出身、清水東高では無名も強豪・筑波大に一般入試で進学した努力家。大学では練習を重ね力をつけ、Aチーム入り。大学4年時にアーリーエントリーで山形に入団し、今春までプレーした。3年前からは毎夏一人で渡米しスキルトレーナーに学ぶなど、高い向上心も持つ。B1では、筑波大の一つ先輩の笹山貴哉(25)=名古屋=、一つ後輩の生原秀将(24)=三河=が同じPGで活躍中。山本は「やっと同じステージに立てる。成長した姿を見せ、勝利に貢献したい」と闘志を見せた。(小林 聖孝)

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