錦織3回戦進出…自らのショットでモンフィス負傷棄権し「悲しい終わり方になってしまった」次戦シュワルツマンは「うまい選手」

スポーツ報知

◆テニス 全米オープン第4日(30日、米ニューヨーク) ▽男子シングルス2回戦錦織圭(日清食品)1(6―2、5―4棄権)0G・モンフィス(フランス)

 第21シードの錦織圭(28)=日清食品=は、第2セット途中でガエル・モンフィス(31)=フランス=の棄権により3回戦に進んだ。第2セット第7ゲームで互いにネット前に詰めて打ち合う形になり、錦織のフォアハンドが至近距離でモンフィスのラケットに当たり右手首を負傷。モンフィスは「油断していたところに急にボールがきて、ボールを触ろうとラケットを出したが間違った動きをしてしまった。電気に触れたような衝撃が手首に走った」と話し、第9ゲームまでプレーしたがサーブを打てる状態になく、4―5になった時点で棄権を申し入れた。錦織は「いつもいい試合をしているライバル。悲しい終わり方になってしまった」と思いやった。

 以下、会見での主な一問一答

 ―試合について

 「スタートはすごく良かった。アグレッシブにいけたしベースラインから支配できた。第1セットは全てがうまくいっていた。第2セットは向こうがとても良いスタートをしてきて、長いラリーが多くなってミスも多くなった。打開しつつはあって、あれ(棄権)から彼が巻き返してきていたのか、自分が第1セットみたいなテニスができたか挑戦したかった」

 ―3回戦はシュワルツマン(アルゼンチン)との対戦

 「仲間意識は若干ありますね。彼とかフェレール(スペイン)とか、よっしー(西岡良仁)もそうですけど。タイミングが早くプレーできる、力ではこないので、うまい選手だなと思う。今日の相手と近い。自分がどうにかしないと倒れてくれない選手」

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