【全米テニス】錦織、2年ぶり8強入り「3セットで終われてよかった」

スポーツ報知

◆テニス 全米オープン第8日(3日、米ニューヨーク) ▽男子シングルス4回戦錦織圭(日清食品)3(6―3、6―2、7―5)0P・コールシュライバー(ドイツ)

 第21シードの錦織圭(28)=日清食品=が2年ぶりの8強入りを果たした。今大会で初めて日中の試合を戦い、暑さで集中力を欠く場面もみられたが常に先にブレイクする形で有利に展開。第3セット5―5の第11ゲームでフォアハンドの決定打を沈めてブレイクに成功。勝利の瞬間は疲労からかしゃがみこんだ。

 ◆圭に聞く

 ―試合を振り返って

 「彼のテニスをさせず、いいプレーができた。少し踏み込んで積極的にいこうと思っていたのができた。終盤は彼がいいプレーをしてきたので、3セットで終われてよかった」

 ―1月にツアー下部大会でプレーしていた時、4大大会で8強入りできると思っていたか

 「いや、全く。復帰戦は1試合しかできなかったし、手首に不安があってまだ痛みもあったし、全く自信がなかった。モンテカルロ・マスターズで決勝に行けたことは驚きだった。そのときはまだ痛みもあったけれど、自信を得ることができた。素晴らしいクレーコートシーズンを過ごして、ウィンブルドンでは初めて準々決勝に進めた。いい1年になっていると思う」

 ―暑さの影響は

 「久しぶりの暑い中での試合は大変だった。全部のポイントをフルで戦うことはできなくなるし、判断力がどんどん減っていく。久しぶりに、きっついな、と思う試合だった」

 ―第3セット、第11ゲームでブレイクに成功した

 「落としてもいいや、くらいの気持ちで振り切っていけた。ガムシャラに、次のポイントを取ることだけを考えられた。もうろうとはしていましたけど、すべきことはシンプルだった」

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