伊藤美誠、故郷で宣言「2年後金メダル」…磐田市に車椅子寄贈

スポーツ報知
車椅子寄贈式に出席した伊藤(中央)

 今年1月の卓球全日本選手権で女子史上最年少3冠を達成した伊藤美誠(17)=スターツ=が7日、出身地の磐田市役所を訪問し、車椅子3台などを寄贈した。約250人の市民が見守る中行われた贈呈式では「いい報告ができるよう頑張っていきます」と20年東京五輪での躍進を約束した。

 故郷への寄贈は4度目。今回は「子どもたち、おじいちゃん、おばあちゃんを含め、たくさんの人に使ってもらえれば」と車椅子を選んだ。16年リオ五輪で団体銅メダルを獲得した際は凱旋パレードに約3万人が駆けつけた。今でも当時の写真を部屋に飾っていると明かし、「金メダルを取ってまたたくさんの人に来てもらいたい」と2年後に思いをはせた。

 4月にオープンした磐田卓球場ラリーナも訪問。同所に設置されている卓球台「インフィニティー」にサインを入れた。この台は全日本選手権決勝で使用されたもので、一般にも開放されている。「磐田出身の選手と対戦できることを楽しみにしています」と“第2の美誠”の台頭にも期待を込めた。きょう8日には同所で卓球教室を開催する。

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