大坂なおみの快挙　日本スポーツ界のパワハラ脱却へ「一石を投じる」

　大坂の優勝は、パワハラ問題に揺れる日本のスポーツ界を改革するヒントになるかもしれない。タレントのフィフィ（４２）は「大坂なおみ選手とコーチのやりとり、とにかく『君ならできる』と繰り返しモチベーションを高める。日本ではスポーツ界のパワハラが度々問題になっているが、ここに強さを作るコーチングのヒントがあるんじゃないのかな」とツイッターで指摘。「暴力指導が必ずしも強さを作るとは限らない。ならそんなのやっぱり無い方がいい」と続けた。

　また柔道バルセロナ五輪銀メダリストの溝口紀子氏（４７）も「大坂なおみさんの優勝は日本のスポーツ界コーチと選手のあり方に一石を投じるだろう」とツイート。「暴力ではなく怒りをコントロールするために『君ならできる！』とコーチが言葉がけしたり選手自身が呼吸を整えるルーティーンを行っていたりした。暴力は思考を停止させ選手の気づきを阻害する」ともつぶやき、暴力に頼るコーチングとの決別を訴えた。