【全米テニス】上地結衣、2連覇ならずも大坂なおみに「あ、センパイ」と言われた

スポーツ報知

◆テニス 全米オープン最終日 ▽車いす女子シングルス決勝 デフロート2(6―2、6―3)0上地結衣(9日、米ニューヨーク)

 2連覇を目指した上地結衣(24)=エイベックス=は、全豪、ウィンブルドン女王のディーデ・デフロート(21)=オランダ=にストレート負けした。

 マッチポイントでリターンエースを食らい終戦。3連敗となり「準々決勝、準決勝までの相手ならポイントが取れていたけど、彼女に対してはもう3、4回精度のいい高い球を打たなくてはいけない」と課題を口にした。車いすを軽量化し全豪以外のサーフェスを経験し「あれう?って思う部分が出てきている」。軽量化して初速は速くなったが減速も速く「これくらい進む、と思うのの誤差が多い」という。十分な体勢が取れないまま打つことが多い悩みを抱えている。この後オフに新たな車いすを試し模索する。

 前日に日本勢シングルス初優勝を果たした大坂なおみ(20)=日清食品=については「すごいとしか言いようがない」と驚いた様子。昨年11月のチャリティマッチ(有明)で初めて会って年齢を聞かれ「23」と答えると「あ、センパイ」と言われたという。「年下だと思われていたみたいで。かわいい子だなぁと思いました」と笑っていた。

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