国際テニス連盟、大坂VSセリーナ主審の判定を支持 3度のペナルティー「適切」

スポーツ報知
インスタグラムより@naomiosakatennis

 国際テニス連盟(ITF)は10日、全米オープン女子シングルス決勝でセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=に3度の違反行為によるペナルティーを与えたカルロス・ラモス主審の判定について、「適切なルールに沿っていた」と、支持する声明を発表した。

 大坂なおみ(20)=日清食品=と対戦した8日の決勝で暴言などの違反行為があったS・ウィリアムズは、記者会見で男子選手が同様の行為をしても罰則は与えられないはずで、「性差別的」と主張し議論を呼んでいた。ITFは「この件が議論を起こすことは理解できるが、ラモス氏が誠実に、プロとしてルールを適用する義務を果たしたことも覚えておきたい」とした。

 大坂はこの日、自身のインスタグラムを更新し、全米男子シングルス優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)とトロフィーを手にした豪華ツーショットを掲載した。「NBC」の人気番組「トゥデー」に出演して実現したもの。次戦の東レ・パンパシフィック・オープン(17~23日・アリーナ立川立飛)へ、タイトルの重みをかみ締めながら英気を養っている様子だった。

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