リオで銀メダル獲得、パラ球技「ボッチャ」の体験会が大盛況

スポーツ報知

 2020東京オリンピック・パラリンピックを前に、各競技の体験会が各地で開催されるなど、パラスポーツ(障がい者スポーツ)に注目が集まっている。

 そんな中、パラスポーツ球技「ボッチャ」の体験教室が8月下旬に東京・荒川区の首都大学東京で2日間にわたって開かれた。

 1日目はドローン撮影や「ボッチャ・ロボット」などの稼働で盛り上がり、2日目には都内で活躍中のボッチャ・チーム「王子ホールドスターズ」が登場。複数のボールが並んだ上に、転がしたボールを乗せるプロの技を披露し盛り上がった。

 同チーム代表・高橋庸太氏は以前、「リオの銀(メダル)を機にもっと盛り上がってくれることを期待しています」と話していたが、2020年が近づくにつれ、パラスポーツ全体の環境も熱気を帯びてきた。

 ボッチャは、カーリングに似た室内で行うスポーツ。パラリンピックの正式種目で、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。

 日本代表「火の玉ジャパン」は2016年、リオ・パラリンピックで銀メダル、18年世界選手権でも銀を獲得した。

 首都大東京・荒川キャンパスではボッチャ教室の他、パラスポーツ体験教室を開催。問い合わせは電話03-3819-7108またはEメール・adm_jig@tmu.ac.jpまで。(松岡 岳大)

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