渡辺、東野組は準決勝で格上の中国ペアに敗戦…

スポーツ報知
混合ダブルス準決勝の第1ゲーム、ポイントを奪われラケットで頭を叩いて悔しがる東野有紗(左は渡辺勇大)

◆バドミントン ジャパン・オープン第5日(15日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 混合ダブルス準決勝で、世界ランク13位の渡辺勇大、東野有紗組(ともに日本ユニシス)は、中国ペアに15―21、17―21で敗れ、決勝進出を逃した。世界ランク2位の相手のスピードに対処しきれず。渡辺は「コントロール、スペースを見つけたラリー展開が大事。スピード、パワー全てが上の相手にどれだけ頭を使ってプレーできるか」と課題を挙げ、東野も「相手のイメージはできているけど、相手の方が上だったと感じる。自分たちがそこに対処しないといけない」と続けた。

 3月の全英オープンで日本勢初優勝。さらなる飛躍に向けて、渡辺は「僕らも強くなっているけど、相手も強くなっている」と危機感をにじませつつ「周りは差があると感じていると思うけど、僕らは前進している。3位は間違いなく自信になる」と手応えを得た。今大会は2020年東京五輪と同じ会場。東野は「すごいたくさんの方が応援してくれて、この体育館で勝ちたかった。2年後、皆さんにいい結果を報告できるようにしたい」と前を向いた。

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