進退問題が浮上の中垣内監督「決断するのは私ではない」 世界バレーから帰国

スポーツ報知
バレーボール男子の世界選手権を終えて、成田空港に到着後、取材に応じる中垣内祐一監督

 バレーボールの全日本男子が20日、イタリアとブルガリアで開催された世界選手権を終えて成田空港に帰国した。日本は、東京五輪の前哨戦と位置づけられた今大会で、目標に掲げた「ベスト8相当」には遠く及ばず、1次リーグ敗退に終わった。中垣内祐一監督(50)の進退問題も問われる中、本人は「来季は監督を含めたメンバー交代もあるかもしれない。ただ(進退を)決断するのは私ではない。世界選手権を戦い、強化の方針は間違っていないと思った」と話すにとどめた。

 大会中には、18歳の新星・西田有志、ミドルブロッカーの李博、リベロの古賀太一郎ら負傷者が相次ぐなど、苦しい戦いを強いられ、「アクシデントが3つも続いてしまった。そこは非常に残念」。今季の代表活動は終了となり、「いろんな反省を踏まえて、いろんな意味でチームを再構築する。成績以上に、世界と離れている感じはしない」と語った。

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