バドミントン男子・桃田賢斗が日本初の世界ランク1位確実に

2018年9月22日17時18分  スポーツ報知
  • 桃田賢斗

 バドミントンの18年世界選手権男子シングルス金メダルの桃田賢斗(24)=NTT東日本=が、日本男子で単複通じ史上初となる世界ランク1位に就くことが22日、確実となった。開催中の中国オープン(OP)準決勝で石宇奇(中国)を21―10、21―17で下し、決勝に進出。現在世界ランク2位の桃田は、同1位のV・アクセルセン(デンマーク)を逆転した上で、同3位の石に上回られる可能性もなくなった。最新のランキングは27日に正式発表される。

 桃田が名実ともに世界1位の座を固めた。8月に世界選手権を制し、世界ランキングも日本男子初の1位に輝くことが確実になった。「ランクのことは気にしないけど、自分のプレーで色々な方を勇気づけられたらいいと思う」。国内開催だったジャパンOP(11~16日)では、世界1位のアクセルセンを準決勝で破るなど、圧倒的な力で優勝して世界ランク2位に浮上していた。一戦必勝を積み重ねた成果で、最高位に到達した。

 16年4月、自身最高位の世界2位となった直後に違法賭博問題への関与が発覚した。日本協会から無期限出場停止処分を受け、16年4月28日付で世界ランキングも抹消された。17年5月に出場停止処分が解け、自費で海外ツアー転戦を開始。A代表に復帰した今季も地道に白星を重ねた。17年7月20日に282位で復活したランキングを1年2か月かけて頂点へ押し上げた。

 世界一の先に目指す理想は世代を代表する存在。08年、12年五輪2連覇の林丹(中国)、08年から五輪3大会連続銀メダルで絶大な人気を誇るリー・チョンウェイ(マレーシア)。「レジェンドと言われる選手に近づけるようになりたい」と思い描く。金メダルの大本命候補となった東京五輪、そしてその先へ。手にした1位の座は決して放さない。

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