20年東京五輪の卓球日本代表選考基準が正式決定…20年1月6日に代表6人を発表

スポーツ報知

 日本卓球協会は22日、都内で第2回理事会を開き、20年東京五輪の日本代表選考基準を正式決定した。

 強化本部が決めて、理事会に報告し日本オリンピック委員会(JOC)に推薦され、20年1月6日に男女各3人の代表6人を発表する方針。シングルスの男女代表4人は、20年1月2~3日に発表される国際卓球連盟(ITTF)の世界ランキング上位2人が自動的に内定する。団体要員の3人目はシングルスの実績やシングルスで選出された世界ランク上位2人とのダブルスの相性、戦型などを考慮して強化本部で推薦する。新種目の混合ダブルスについては、選出されたメンバーを見た上で組み合わせを決める方針。

 ただし、日本人上位1位の世界ランキングポイントが3人以上、または2位が2人以上重複した場合の選出方法は次の通りとなった。

 ▼シングルス代表候補2人の選出方法

 【1、ワールドツアーの優勝回数】19年1月1日から12月31日までのWツアーで〈1〉世界選手権、〈2〉W杯、〈3〉ワールドツアー・グランドファイナル、〈4〉ワールドツアー・プラチナ6大会

 【2、1で決まらなかった場合】

 〈1〉世界ランク30位以内で勝利している回数(国際大会において日本選手や同一選手も含む勝利回数)

 【3、2でも決まらなかった場合】該当選手同士で最終決定戦を行う。

 ▼団体戦要員の代表候補1人の決め方

 シングルスの代表候補とダブルスが組めて、団体戦においてシングルスおよびダブルスで活躍が期待できる選手1人。

 日本勢の9月時点の世界ランキング上位3人は男子が8位の張本智和(15)=エリートアカデミー=、11位・丹羽孝希(23)=スヴェンソン=、12位・水谷隼(29)=木下グループ=。女子は4位・石川佳純(25)=全農=、7位・伊藤美誠(17)=スターツ=、9位・平野美宇(18)=日本生命=。

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