大坂なおみ凱旋優勝なら日本女子シングルス最多年間３勝　他の記録は…　

　女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン決勝が２３日午前１１時からアリーナ立川立飛で行われる。全米オープンで日本勢４大大会シングルス初優勝した大坂なおみ（２０）＝日清食品＝が、凱旋優勝をかけて、世界ランク８位で１６年全米準優勝のカロリナ・プリスコバ（２６）＝チェコ＝と対戦する。

　大坂が優勝すると

　・１９９５年の伊達公子以来となる日本勢Ｖ。

　・世界ランクが７位から６位にアップ。自己最高をさらに更新。

　・日本女子シングルス最多の年間３勝目。過去は２勝が４例で伊達が１９９３年（ＮＳＷオープン、ジャパンＯＰ）、９６年（ジャパンＯＰ、東芝クラシック）、杉山愛が９８年（豪州女子ハードコート選手権、ジャパンＯＰ）、２００３年（ステートファーム女子クラシック、ジェネラリ女子）。男子は錦織圭（日清食品）が２０１４年に４勝している。

　・４大大会初制覇した選手が、出場した次の大会で優勝するのは２０１２年全豪オープン→カタールＯＰのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）以来。

　・トップ１０から５勝目。

　などを達成できる。