大坂準V 「リラックス法?それが最後の質問でいいの?(笑い)」

スポーツ報知
終始イライラを隠せなかった大坂

◇女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン最終日(アリーナ立川立飛)▽女子シングルス決勝Ka・プリスコバ2(6―4、6―4)0大坂なおみ

 全米オープンで日本勢4大大会シングルス初優勝した大坂なおみ(20)=日清食品=は、元世界ランク1位のカロリナ・プリスコバ(26)=チェコ=にストレート負けした。ミスが多くストレスをあらわに。第1セット第5ゲームでこの大会初のダブルフォルトを犯してブレイクを許し、ブレイクチャンスがないまま第1セットを奪われた。第2セットも序盤こそ集中力を高めサーブを軸にポイントを重ねていったが、第9ゲームで再びダブルフォルトが出てラブゲームでブレイクを許す。マッチポイントではサービスエースを力無く見送った。

 以下、会見での主な一問一答

 ―試合を振り返って。

 「プリスコバ選手のプレーが良かった。今までにない疲れを感じていた。(凡ミスが多かった理由は)私より皆さんの方が分かるのでは」

 ―残りのシーズンのモチベーション。

 「(WTAファイナルが行われる)シンガポールにはぜひ行きたい。その前にも試合があるので良い試合をしたい」

 ―シンガポールの好きなところは。

 「どんなコートかはあまり細かく知らない。広告でよく見る、木が組まれている建物は見てみたい」

 ―第2セット第7ゲーム終了後にオンコート・コーチングを受けた。もっとタイミングが早くても良かったのでは。

 「いい質問ね。自分で何が悪いかは分かっていたけど直せなかった。(コーチを)2度呼んでも直らないと思っていた。呼んだ時もストレスを表に出さないようにしただけで、ただ話をしていただけ」

 ―リラックス方法は何か。

 「本当にそれが最後の質問でいいの?(笑い)」

 ―はい。

 「じゃあ、答えます。ニューヨークからずっと部屋にいて、夕食もたまに外に出るだけで、朝はコンビニ行ってご飯を買っている。いつもはプレイステーション(PS)をやっているけど、今回のホテルはPSがうまくインターネットにつながってくれないので、あまりやっていない」

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