日大アメフト部反則タックル 宮川選手が復帰 4日から練習参加へ

スポーツ報知
5月に会見した宮川泰介選手

 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、関学大との定期戦で反則タックルをした宮川泰介選手(3年)の代理人は3日、宮川選手が復帰を決断し4日から練習に参加すると発表した。

 宮川選手は「部への復帰は会見での発言を翻すことになることもあって悩みましたが、迷惑をかけたチームメートに対する償いとして、部に復帰して、新監督のご指導をいただきながら、チームメートと共にチームを再建していきたいとの考えに至りました」とコメントした。また「私の反則行為によって、アメリカンフットボールに関わる方々、大学関係の方々をはじめ、多くの方にご迷惑をおかけしましたことをしっかり心に刻み、今後の糧といたします」とした。

 騒動発覚時の5月中旬に会見した際は、内田正人前監督の指示に従ったことを説明し「続けていく権利がない」と競技から退く意思を示していた。しかしタックルされた側の関学大QBとも示談が成立しており、QB本人、父、関学大の鳥内秀晃監督も復帰を歓迎する意向を示していた。8月中旬には日大の他の部員に謝罪し復帰したい旨を伝えていた。宮川選手はチームと同様、関東学生連盟から2018年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止処分を受けており、処分の範囲内で練習するにとどまる。

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