張本、美宇組にまた中国の壁 ユース五輪卓球混合団体銀メダル

スポーツ報知

 夏季ユース五輪第10日は15日、アルゼンチン、ブエノスアイレスで行われ、卓球の混合団体で張本智和(15)=エリートアカデミー=と平野美宇(18)=日本生命=が組む日本は決勝で王楚欽、孫穎莎の中国に1―2で競り負け、銀メダルだった。シングルスで平野が敗れ張本が勝利したが、続くダブルスで屈した。

 卓球で平野と張本は、個人戦でともに敗れた中国の壁に再び阻まれた。張本は「最低限、(金メダルを)一つは取りたかった」とうなだれた。シングルスで先陣を切った平野は世界ジュニア女王の強敵に「あと一歩の差」を埋められなかった。張本が中国のホープに3―1で一矢報いて最後のダブルスに持ち込んだが、1ゲームを奪うのが精いっぱい。個人、団体とも銀メダルだったが、選手村や国際交流で五輪を疑似体験した張本は「プレッシャーが他の大会と違う。雰囲気を味わえた」と収穫を強調していた。

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