【Bリーグ】北海道、千葉に15連敗 ネトHC「攻撃を止め切れなかった」

スポーツ報知
第2Q、マークをかわし、ミドルシュートを決める折茂

◆プロバスケットボールB1リーグ 第3節 千葉93―63北海道(17日・北海きたえーる)

 レバンガ北海道は千葉ジェッツに63―93で敗れた。シューティングガード(SG)の折茂武彦(48)が今季初2桁の12得点で、パワーフォワード/センター(PF/C)マーク・トラソリーニ(28)と並ぶチーム最多得点の活躍も同カード15連敗。2勝3敗で東地区4位に落ちた。次節(20、21日)は敵地で栃木と対戦する。

 またしても、天敵の前に敗れた。同一カード15連敗のレバンガ戦士は、最後まで声援を送った4058人の観衆の前で無念の表情を見せた。ジョゼ・ネトHC(47)は「選手はハードに戦ったが、相手の攻撃を止め切れなかった」と悔しがった。タレント軍団・千葉に対して攻守に全員プレーで立ち向かうも、この日30得点のマイケル・パーカー(37)ら相手の猛攻に屈した。

 意地を見せたのは、レジェンド折茂。13―23で迎えた第2Q。左45度から連続3点シュートを決め19―23と反撃。19―28からもミドルを沈めるなど、12得点。通算得点も9849点に伸ばし、節目の1万点まであと151点とした。

 リーグ戦を戦う一方、チームは胆振東部地震の復興支援活動も続けている。18日に千葉の島田慎二社長(47)と共に被災地の厚真町を訪問する予定の折茂は「負けたのは残念だが、これからも最後まであきらめない戦いをして、被災地の皆さんに元気を送りたい」と奮起を誓った。(小林 聖孝)

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