大坂なおみシンガポールでは外出封印で試合に集中　ＷＴＡファイナル組み合わせ抽選

　２１日に開幕する女子テニスＷＴＡファイナルの組み合わせ抽選が１９日、シンガポールのリゾートエリア、マリーナベイ・サンズで行われた。初出場で世界ランク４位の大坂なおみ（２１）＝日清食品＝は１次リーグＡ組に入り、同３位のアンゲリク・ケルバー（３０）＝ドイツ＝、同８位のスローン・スティーブンス（２５）＝米国＝、同１０位のキキ・ベルテンス（２６）＝オランダ＝と同組になった。

　大坂はバレンチノの赤いドレスでセレモニーに登場。「ここにいることは光栄。プレーできることが楽しみ。勝ちたい」と意気込みを語った。シンガポールは２０１５年にＷＴＡのライジング・スターを受賞して以来の訪問。「とてもいい場所。ご飯もおいしいし。でも、今は試合に集中するだけ。あまり外出はしない」と誘惑を封印して試合に臨む。

　Ｂ組は昨年優勝で同２位のキャロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）、５位のカロリナ・プリスコバ（チェコ）、６位のエリナ・スビトリナ（ウクライナ）、７位のペトラ・クビトバ（チェコ）になった。１次リーグは総当たりのリーグ戦を行い、各組上位２人が準決勝に進む。