NZ代表バレット、ドロップキックで靴脱げボールより飛んだ

スポーツ報知
ドロップキックを披露し、シューズを飛ばしてしまったニュージーランド代表のスコット・バレット(手前)

 2019年ラグビーW杯で史上最多3連覇を狙うニュージーランド(NZ)代表のNO8キーラン・リード主将(32)ら4選手が20日、横浜市内の慶大グラウンドで行われた「AIG オールブラックス ラグビースクール」に参加した。27日のオーストラリア代表戦(横浜国際)と11月3日の日本代表戦(東京スタ)に向けて来日。チームを代表し、取材に応じた世界的SHのアーロン・スミス(29)は「(来年9月20日に開幕する)W杯を考えると興奮する。日本でいい試合をしたいね」と熱闘を約束した。

 今季の北半球遠征には主力32人のほか、主に日本代表戦に臨む19人を追加。2週間の滞在中はW杯本番と同じ宿泊ホテルや練習グラウンドを利用する。スミスは「日本の環境に慣れる良い機会になる」と話した。

 日本代表には元NZ代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(48)、NZでスーパーラグビー経験があるSH田中史朗(33)も。スミスは「ジェイミーはタフだし、フミ(田中)との対決も楽しみだね。ワクワクしている」と語った。

 270人の子供たちが参加したラグビー教室は和気あいあいの2時間に。注目株の若手ロック、スコット・バレット(24)は、ドロップキックを蹴る出血サービスを披露したが、ボールよりも脱げたシューズの方が飛距離を稼ぐハプニングに。もちろん、子供たちは大喜びだった。(小河原 俊哉)

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