大坂なおみ、負傷棄権で3連敗 波乱の1年が終了

スポーツ報知

◆女子テニス WTAファイナル第6日 ▽1次リーグA組 ベルテンス―大坂(26日・シンガポール室内競技場)

 【26日=大和田佳世】世界ランク4位で初出場の大坂なおみ(21)=日清食品=はキキ・ベルテンス(26)=オランダ=との1次リーグ最終戦で、第1セット終了時点で左太もも痛のため棄権した。第1ゲームはブレイクのピンチをしのぎキープし、その後は痛む足で動くのを減らす意味でも積極的に攻めていった。3―5の第8ゲーム終了後に治療を受けテーピングを巻き直したが続行は厳しく、涙でコートを去った。「初戦から痛めていて、悪くなる一方だった。何とかプレーしたかったけど2―2から悪化した」と説明した。

 プロ6年目の今季はBNPパリバ・オープン(3月)、全米オープン(9月)の2勝を挙げ獲得賞金639万4289ドル(約7億337万円)で終了。「クレイジーな1年だった。たくさん新しい経験をした」と振り返った。来季もサーシャ・バイン・コーチとタッグを組む予定で、ブリスベン国際(12月30日開幕)から始動する。

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