錦織1次リーグ敗退「試合にならなかった」

スポーツ報知

◆日東電工ATPファイナル第5日(15日・ロンドンO2アリーナ)▽1次リーグB組D・ティエム2(6―1、6―4)0錦織圭

 世界ランク9位の錦織圭(28)=日清食品=は、同8位のドミニク・ティエム(2)=オーストリア=にストレートで敗れた。ともに1勝2敗となったが、同組のもう1カード、R・フェデラーvsK・アンダーソン(日本時間16日午前5時以降開始)を待たずにゲーム率で3位以下が確定。1次リーグ敗退が決まった。

 以下、会見での主な一問一答

 ―試合を振り返って

 「この前の試合と同じく、凡ミスが多かった。楽にサーブからポイントを与えてしまった試合にならなかった。自分のミスが早く、多かった」

 ―疲労などがあったのか

 「そうは思わない。パリの後に休養をとったし、問題はなかったと思う。理由は分からないけど、コートだったりボールだったりと合わなかった」

 ―3試合を振り返って

 「正直全く納得できない。最後まで感覚がつかめず終わった。葛藤の1週間だった」

 ―この1年を振り返って

 「十分すぎる1年だった。モンテカルロ・マスターズで手首に痛みがあってフォアが打てずに決勝に行ったのもあって、それを考えれば十分良かった。復帰していろんなことを乗り越えられた1年だった」

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