【Tリーグ】名古屋の美人カットマン徐、延長戦制し初勝利

スポーツ報知
延長戦と合わせて2勝を挙げた徐孝元(Tリーグ提供)

◆卓球Tリーグ 名古屋3―2日本ペイント(19日、いしかわ総合スポーツセンター)

 女子のTOP名古屋が3―2で日本ペイントマレッツを下し、開幕6戦目で初白星を挙げた。ここまで未勝利だった世界ランク12位の徐孝元(31)=韓国=が第4試合と延長戦で、いずれも27位の李皓晴(25)を破り、2勝を挙げる執念を見せた。日本ペイントは石川県出身の松平志穂(23)の凱旋試合を飾れず、2連敗となった。

 名古屋が開幕から続いた長いトンネルを抜けた。立役者は徐だ。1ゲーム先取の延長戦。第4試合でフルゲームを戦った李との連戦だったが11―2で快勝。左手を突き上げると、仲間と抱き合い「すごくいい気持ち」と感情を爆発させた。

 世界ランク12位の美人カットマンも、ここまで個人としても未勝利が続き、李にも4日前に敗れていた。新井周監督に「もう一回リベンジしたらどうか」と聞かれ、「いきます」と即答した。第4試合で願い通りに再戦がかなうと、2ゲームを先行されながら、驚異的な粘りで逆転勝ち。2勝を挙げて開幕からの連敗を5で止めた。男女8チームで最後に待望の1勝をつかんだ指揮官も「これでチームの雰囲気も変わると思います」と反撃を誓った。

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