中垣内祐一監督、東京五輪まで続投…嶋岡健治会長意向を理事会認める

スポーツ報知

 日本バレーボール協会は20日、臨時理事会を開き、全日本の男子・中垣内祐一(51)、女子・中田久美(53)両監督の、20年東京五輪までの続投を決めた。中田監督については満場一致での決定だったが、中垣内監督は、嶋岡健治会長の意向を理事会が認める形となった。

 男子は、9月の世界選手権で1次リーグ敗退。目標の「ベスト8相当」に遠く及ばない結果に、10月の監督候補選考委員会でも意見が紛糾。表決では解任5、続投4、白紙1と、解任が上回った。だが解任となった場合の次期監督候補として、解任を投じた委員が挙がったため、その委員を除いての再投票となり、解任と続投が4で並び、過半数に達しなかった。

 この日の理事会に決定を委ねられたが、意見がまとまらず、嶋岡会長に一任された。「この2年間を無駄にしてはいけない。東京五輪では5位以内に入ってもらいたい」と目標をメダルから下方修正した。

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