「世界初」!?卓球U7合宿

スポーツ報知
7歳以下の強化合宿で指導を受ける子供たち

 5~7歳の有望選手を集めた卓球のU―7強化合宿が30日、静岡・磐田市で男女20選手が参加して始まった。元日本代表監督でスヴェンソンの兒玉圭司会長が理事長を務める「KODAMA国際教育財団」が主催し、日本協会が後援。7歳以下の強化は日本卓球界初で、協会関係者は「世界でも初めてでは」と語った。

 敏しょう性やボールタッチの能力は12歳でピークを迎えるとされる。選手は伊藤美誠のギネス記録180回を上回る毎分185回のピッチでのラリーや、世界王者・馬龍ら中国のトップ選手が試合時に計測する145を超える150回転のボールの返球を体験。日本協会の宮崎義仁強化本部長は「伊藤を目標にそのピッチでやれば中国にも勝てる。すぐにはできないが、自転車と同じで一度感覚を覚えれば一生忘れない」と早期教育の重要性を説く。

 3日間の日程で保護者や指導者向けに水谷隼の母・万記子さんの講義も予定。宮崎氏は「中国の一歩、二歩先の強化を考え、日本がNO1の時代を作りたい」と力を込めた。(林 直史)

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