混合複のエース・渡辺&東野組が2連覇へ王手「息の合ったいいゲーム」

スポーツ報知
決勝進出を決めた渡辺勇大、東野有紗組

◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(1日、東京・駒沢体育館)

 混合ダブルス準決勝で、世界ランキング3位の渡辺勇大、東野有紗(ともに日本ユニシス)組が、小林優吾(トナミ運輸)、志田千陽(再春館製薬所)組を21―11、21―10のストレートで下し、2連覇に王手をかけた。渡辺は「連係ができて、息の合った良いゲームだった」。東野も「2人の息が合ったのが勝因」と言葉を重ねた。

 今年3月の全英オープンを制して注目を集め、先月の香港オープンも優勝。ツアーで好成績を重ねて世界ランクも3位まで上昇した。日本代表の朴柱奉監督も「(混合ダブルス)専門のコーチ(マレーシアのジェレミー・ガン・コーチ)を入れて、専門の練習をやったのが良かったが、3位までランキングを上げるという考えはなかった」と、想像を超える2人の成長ぶりを喜んでいる。

 年間成績上位8組による、今月のスーパーシリーズ・ファイナル(中国・広州)にも参戦が決定している。20年東京五輪の表彰台候補は、大舞台での経験を重ねてさらに伸びていく。

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