スエマエの末綱聡子が3年半ぶりの公式戦… 背中で伝える奮闘に会場沸いた

スポーツ報知

◆バドミントン S/Jリーグ(8日、富山・高岡市民体育館)

 女子の岐阜トリッキーパンダースの第2ダブルスで、11年世界選手権銅メダリストの末綱聡子(37)が自身約3年半ぶりとなる公式戦に出場。日本ユニシスの篠谷菜留、星千智組と競り合ったが、17―21、13―21で敗れた。

 現所属では選手兼任コーチの立場。世界ランク1位の福島由紀、広田彩花組が欠場した影響もあり、前日の7日に荒木茜羽と組んでのダブルス参戦が決定した。「勝ち負けもあるけど、ペア(荒木)に試合をしながら伝えられることもある。(試合の中で)何が良かったか、プラスにとらえてほしい」と語った。

 自身もフクヒロペアらの指導に当たる中で「(現在の女子ダブルスのレベルを)肌で感じてみたいというのもあった。指導の面でも生きると思う。今は低い展開が多くて、なかなか(シャトルが)上がってこないと感じた」と収穫も強調した。

 今後も、チーム事情でダブルスへ参戦する可能性がある。「脚の筋力がついてこないから、もう少しトレーニングしないと。太ももとふくらはぎには結構(疲労が)きている。明日の朝、起きてみないと分からないから、今日のケアが大事ですね」と笑っていた。

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