タカマツ、ファイナルVで再び五輪金メダルロード 松友美佐紀「楽しみ」

スポーツ報知
バドミントンのワールドツアーファイナルへ出発前に取材に応じた松友美佐紀(左)と高橋礼華(カメラ・細野 友司)

 バドミントンのツアー年間成績上位と世界選手権王者によるワールドツアーファイナル(12日開幕、中国・広州)に参戦する日本代表が10日、羽田空港から出発。16年リオ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華(28)、松友美佐紀(26)組=ともに日本ユニシス=は、前身のスーパーシリーズファイナル以来、4年ぶりのVを狙う。

 トップ選手が集う大会へ高橋は「初戦から誰と当たっても強い。五輪の時に近い気持ちを作っていければ」と語り、松友も「上位8組、色々な相手と戦えるのが楽しみ」と胸を躍らせた。

 また、世界バドミントン連盟はこの日、中国の広州で今季の表彰選手を発表し、女子ダブルスで8月の世界選手権を制した永原和可那(22)、松本麻佑(23)組=ともに北都銀行=が「最も成長した選手」に選ばれた。

 ◆世界ランク1位フクヒロ、出場制限の壁

 今大会は1年間のツアー成績を加算したランキングで出場権を争う。女子複の日本勢は、ランク1位のタカマツペアと、世界選手権金メダリストとして優先的に出場枠を得たナガマツペアが参戦することになった。現世界ランク1位の福島由紀、広田彩花組(ともに岐阜トリッキーパンダース)は出場ランクでも2位につけていたが、1か国2チームまでの制限があり、今大会は出場できない。

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