関学大の元プロ野球選手の末裔コンビが甲子園ボウルVを誓う

スポーツ報知
ポーズをとる関学大・横沢良太(左)と弓岡敬太(右)

 16日のアメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 甲子園ボウル」で、早大(東日本代表)と対戦する関学大(西日本代表)が13日、試合会場の甲子園で練習を公開。プロ野球選手のDNAを受け継ぐDB横沢良太とDB弓岡敬太(ともに4年)が2年ぶりの優勝に貢献することを誓った。

 横沢の曽祖父は、日本ハムの前身であるセネタースを設立し、初代監督も務めた横沢三郎氏。選手としても出場歴があり、1988年には審判としての功績によって特別表彰で野球殿堂入りした。三郎氏の弟の四郎氏と七郎氏も元プロ野球選手だ。

 弓岡の父は阪急、オリックスで名遊撃手として活躍したオリックスの弓岡敬二郎育成チーフコーチ。弓岡自身も関西学院高まで野球をしていたが、甲子園出場は果たせなかった。「去年、日大に負けて始まったチーム。借りを返したい。社会人に勝って日本一になるために、勝ってライスボウルに進みたい」と意気込んだ。父からは「最後なので頑張れ、と言ってもらっています」と激励された。

 副将の横沢は「(早大は)レシーバーのレベルが高い。最終的には1対1の勝負。ここでもう一度、日本一になりたい気持ちが強い」と気合を入れた。

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