【Bリーグ】富山、連勝4でストップ 中地区3位に後退

スポーツ報知
両チーム最多の35点を挙げたPFライオンズ

◆B1リーグ第17節 新潟81―67富山グラウジーズ(29日・シティホールプラザアオーレ長岡)

 中地区2位の富山グラウジーズは、67―81で同1位の新潟に敗れた。連勝は4でストップし、順位は3位に後退した。第2クオーター(Q)はパスミスや不可解な判定もあり、集中力は低下。新潟のインサイド守備にも苦しみ、3点シュート確率44%に対し、同2点は33%と大幅に落ち込んだ。ドナルド・ベックHC(65)は「オフェンスが機能しなかった。決めるべきシュートを落としてしまった」と振り返った。

 敗れはしたが、絶好調のパワーフォワード(PF)レオ・ライオンズ(31)が、両チームトップの35得点、13リバウンドと奮闘した。柔らかなフォームから、3点シュート6本など、驚異的なペースでゴールを量産。「負けたら意味がないけど、アグレッシブに挑んだ結果。向こうの守備は、そこまでタフには感じなかった」と、得点ランク2位の実力を発揮した。

 ライオンズは26日の三河戦で40分、この日は37分37秒出場とフル稼働が続く。「最近は40、39、38分だが、今日は少なかった。しっかりストレッチ、食事、睡眠を取っているので大丈夫」とライオンズ。30日の年内最終戦も新潟が相手。タフな31歳エースを切り札に雪辱は果たせるか。(中田 康博)

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