レジェンド折茂武彦が通算1万得点を達成! 現役26シーズン目で金字塔

スポーツ報知
三河戦で6得点し、通算1万得点を達成した北海道の折茂武彦

◆プロバスケットボール B1リーグ 第18節(5日、愛知・ウィングアリーナ刈谷)

 レバンガ北海道の元日本代表シューティングガード折茂武彦(48)が、敵地のシーホース三河戦で通算1万得点を達成した。ともに帰化選手で、通算に外国籍時代の得点を含むマイケル・パーカー(37)=千葉=、桜木ジェイアール(42)=三河=を除けば日本勢初の快挙。リーグ最年長で、選手、球団代表、Bリーグ理事の“三刀流”をこなすレジェンドが、現役26季目のシーズンで金字塔を打ち立てた。

 Bリーグ最年長の折茂が節目の勲章を手にした。「大舞台でしっかり仕事をするのがベテラン。チームに活力を与える存在になりたい」と話し、今季も今戦前までで29戦165得点と衰え知らずのパフォーマンスを発揮しているレジェンド。Bリーグ得点数歴代2位の桜木(三河)の前で大台を突破し、両チームのファンから大歓声を浴びた。

 93年に当時日本リーグのトヨタ自動車(現・A東京)でキャリアをスタートさせた。26季目の今季も熟練の技術でコートに立ち続ける。体力が落ちた分、相手マークを引き離してスペースを作るイメージを絶えず模索。平日は飲酒を控え、体調管理も細心の注意を払う。

 11年に選手兼球団代表となってからは、オフも営業活動でフル回転。17年9月にはリーグ理事にも就任し、活躍の幅は広がるばかり。快記録を弾みに、ファンの為に完全燃焼を続ける。

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