【高校ラグビー】大阪桐蔭、野球部に続く!史上初の甲子園と同一年度アベックVだ

スポーツ報知

◆全国高校ラグビー最終日 ▽決勝 大阪桐蔭-桐蔭学園(7日・花園ラグビー場)

 全国高校ラグビー決勝は7日、花園ラグビー場で行われる。別法人ながら“桐蔭ダービー”となった大一番へ、6日は大阪桐蔭が東大阪市内で、桐蔭学園が神戸市内で最終調整。大阪桐蔭は甲子園を春夏連覇した野球部から続々エールが届き、史上初の甲子園との同一年度アベックVとなる花園初制覇へ闘志を高めた。桐蔭学園はウィング佐々木隼(3年)が8大会ぶり2度目の優勝を呼ぶ快走を誓った。

 大阪桐蔭は6日、近大グラウンドで最終調整を行い、甲子園で春夏連覇を果たした野球部から“春夏冬制覇”へ向けて続々とエールが送られた。センター松山千大主将(3年)は「今年は勝つ姿を見せたい。野球部はプレッシャーもある中で結果を残している。そこを見習って良い報告をしたい」と闘志を燃やした。

 7日の決勝戦には、野球部の西谷浩一監督(49)が部員とともに、予定通り花園に向かう。プロ入りした4選手は不参加となるが、同級生を応援する気持ちは強い。中日のドラフト1位・根尾は「去年決勝を見に行かせてもらった。そこで負けた試合が印象に残っている。去年のメンバーが残っているので、やり返してほしい」とエール。ロッテのドラフト1位の藤原も「昨年の悔しさを持って、優勝してほしい」とリベンジを願った。

 野球部主将の中川と3年間同じクラスのセンター高本幹也(3年)は「『頑張れよ!応援に行くから!』と連絡をもらいました。野球部の活躍は刺激になる。早く試合がしたいです」と、級友の前での活躍を約束した。野球とラグビーの同年度のアベックVを達成なら史上初の快挙。春の選抜決勝で26―46で敗れた桐蔭学園を倒し、歴史に名を残す。

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