Ａ東京が４強進出　日本代表の竹内譲次が１４得点

◇バスケットボール男子　天皇杯　準々決勝　Ａ東京７３―５５三河　◇１０日（さいたまスーパーアリーナ）

　昨季Ｂリーグ王者のＡ東京は三河を７３―５５で下し、４強入りを決めた。

　第１クオーター（Ｑ）は外角のシュートが高確率に決まったＡ東京が１７―１１とリード。第２ＱでもＡ東京が得点を重ね、３８―２９とした。

　後半は、日本代表のセンター・竹内譲次（３３）が３点シュートやドリブルからシュートを決めるなど、幅広い得点力を発揮し大きくリードを奪った。

　勝利の立役者となった竹内は「いつも通りディフェンスから入ることを意識した。負けたら終わりなので気持ちが入る。今日はチームで培ってきたものが出せた」。積極的な攻撃が目立ち「普段、日本代表で（米ゴンザガ大で活躍する八村）塁とマッチアップしているので、プラスになっている」と後輩から刺激を受け、成長し続けている。