千葉、強敵・川崎を下して3連覇へ好発進

スポーツ報知

◇バスケットボール男子 天皇杯 準々決勝 千葉66―63川崎 10日(さいたまスーパーアリーナ)

 大会3連覇を目指す千葉は、今季の開幕戦で2敗している強敵・川崎を66―63で下し4強に進んだ。前半に一時7点差をつけられたが、川崎の得点源で身長210センチのニック・ファジーカス(33)を6得点に抑えるなど、守備から流れをつかみ29―31と2点差まで詰めた。

 第3Qに入ると、千葉のポイントガード(PG)・富樫勇樹(25)が3点シュートや切り込んでのジャンプシュートを決め、50―40と大きくリードを奪った。

 最終第4Qは、川崎も追い上げを見せ、残り33秒から8連続得点を奪う怒とうの追い上げで2点差に迫ったが、千葉が逃げ切った。

 勝利した千葉の富樫は「両チーム、シュートタッチがよくなくてターンオーバーも多く、バスケの質的には良くなかった。ただ(一発勝負なので)次に勝ち進むことが全て。勝ち切れたことは良かった」。川崎とは、Bリーグの開幕戦以来のゲーム。日本代表で一緒にプレーするファジーカスや、PGの篠山竜青(30)がおり「いつやっても嫌な相手、簡単にはならない。代表で一緒にやっている分、対戦相手としてプレーするのは楽しみだった」と話した。次戦は12日の準決勝でA東京と対決する。

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