錦織圭、フルセットの激戦制し3回戦進出「勝てたのが不思議」

スポーツ報知

◆テニス4大大会初戦全豪オープン 2回戦 錦織圭3(6―3、7―6、5―7、5―7、7―6)2イボ・カロビッチ(17日・メルボルン)

 世界ランク9位で第8シードの錦織圭(29)=日清食品=が男子シングルス回戦で同ランク73位のイボ・カロビッチ(39)=クロアチア=をフルセットの末に破り、3回戦進出を果たした。

 錦織は初戦で予選勝者の同ランク176位のカミル・マイクシャク(23)=ポーランド=と対戦し、相手の負傷棄権により2回戦に進出。カロビッチは今大会最長身の211センチから打ち下ろすビッグサーバーで、1回戦は42本のエースを決めていた。

 試合は錦織が2セットを先取したが、カロビッチが第3、4セットを取り返しフルセットに入った。第5セットも6-6の接戦で10点先取のタイブレークに突入。最後は6-7から4連続ポイントで競り勝ち、3時間48分もの熱戦を制した。

 接戦をものにした錦織は「本当に自信になります。次の試合に弾みが付くと思います」とコメント。「最後も7-6でワンブレークダウンだったので、ちょっと勝てたのが不思議な感じがあります」と率直な思いを明かしたが、「大変な試合を2試合勝てたので、リカバリーをしっかりして次に臨みたい」と19日予定の3回戦を見据えた。

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