学生チャンピオン・安藤みなみ、伊藤美誠に敗れ4強ならず…2年前は白星も「心理読まれていた」

スポーツ報知

◆卓球 全日本選手権第6日(19日・丸善インテックアリーナ大阪)

 全日本大学総合選手権2連覇を果たした安藤みなみ(21)=専修大=が、準々決勝で伊藤美誠(18)=スターツ=に1―4で敗れ、自身初となる4強入りを逃した。2017年の全日本選手権では5回戦で伊藤に勝利したが「(印象は)全然違っていた。いろんな形でサーブを出してきて分かりづらかった。最後のセットでも、1本目から回り込んでミートしてきた。前回は回り込む技術はなかった。心理を読まれているなと感じた」と昨年女王の進化に驚いた様子で振り返った。

 それでも2ゲーム目を競った末に13―11で奪うなど、意地も見せた。自己最高の8強という結果に「サーブも何本か突破できたし、ラリーでたまに得点できた。いつも16強で終わっていたので、ようやく8強に入れた。良い結果で終われた」と充実感も見せた。現在世界ランクは38位。3月に大学を卒業し、4月からは社会人になる。「違った環境で強くなれるように頑張りたい」。再び上位に入るべく、新たなステージで腕を磨いていく。

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