大坂逆転勝利に錦織びっくり「ここから逆転するのか」

スポーツ報知

◆テニス 全豪オープン第6日(19日・メルボルン) ▽男子シングルス3回戦錦織圭3(7―6、6―1、6―2)0ソウザ

 第8シードの錦織圭(29)=日清食品=は危なげなく4回戦に進んだ。世界ランク44位のジョアン・ソウザ(29)=ポルトガル=と第1セットはタイブレイクになったが、6―6から2ポイントを取り切り先取。第2セット以降はラリー戦で圧倒した。同じコートで先に3回戦を勝利した女子シングルスの大坂なおみ(21)=日清食品=に続き、全豪では日本勢初の男女同時4回戦進出を果たした。

 ―第1セットは競っていた

 「どちらに転ぶか分からなかった。彼はフォアハンドを多く使って攻撃的にプレーしてきて、サーブが良かった。武器であるフォアハンドを打たせすぎてしまった。第2、3セットはリラックスして重いショットを打てた。1、2回戦はフルセットを戦ったので、きょう3セットで勝てたことは体にとっていい」

 ―自分の試合の前に大坂が同じコートで試合をした

 「自分の試合の準備があるのでほとんど見られていなかった。なるべく早く終わってほしかった。2セットでやっつけてほしかった。(第2セット1―4から逆転勝利に)ここから逆転するのかとビックリした。よく頑張ったな、と思いました。2回戦の時は(自分の試合が長引いて大坂を待たせて)申し訳ないな、何回もウォームアップさせただろうなと思った」

 ―4回戦はカレノブスタ(スペイン)との対戦

 「きょうと同じように、多くラリーをする感じになると思う。ベースラインで手堅く戦ってきて、よく動く選手。タフな試合になると思う」

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