大坂なおみ「自分を信じることができた」 初の2戦連続逆転勝ちで全豪8強!

スポーツ報知

◆テニス 全豪オープン第8日 ▽女子シングルス4回戦 大坂なおみ2(4―6、6―3、6―4)1アナスタシヤ・セバストワ(21日・メルボルン)

 女子シングルス第4シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が全豪では初、日本女子では2000年の杉山愛以来19年ぶりの8強入りを果たした。4回戦で第13シード、アナスタシヤ・セバストワ(28)=ラトビア=と対戦。緩急を交ぜてラリーを仕掛けられ第1セットは打ち損じが多く落とす。第2セットは長いラリーでも足を動かし、粘り負けせず打ち勝って奪取した。

 第3セットは第1ゲームでブレイクに成功したが、3―2の第6ゲームで6度目のピンチを防ぎきれず追いつかれる。直後の第7ゲームで0―30から2本のリターンエースを含む4ポイント連取で再びブレイク。第8ゲームは4度のデュースを我慢してキープし、2試合連続の逆転勝ちを収めた。以下、会見での主な一問一答

 ―フルセット勝ちできた要因は

 「一番大きかったのは信じること。去年より今年の方が自分を信じることができている。(前哨戦の)ブリスベン国際でもそうだったように、第1セットを落としたところから挽回して勝つことができている。経験が生きていると思う」

 ―なぜ第1セットを落としたのか

 「技術的にはいい試合の入りだったと思う。ちょっと圧倒されてしまった。打ちすぎてしまったと思う。第2、3セットは落ち着いて、限界までプレーしようと思った」

 ―準々決勝でスビトリナと対戦する

 「昨季WTAファイナルで優勝しているし、いい選手だと思う。安定した選手でチャンスとあれば攻撃してくる。彼女のプレースタイルは私にとっては難しい。セバストワはたくさんスライスを打ってきたけど、スビトリナはそこまでではないと思う。(3回戦で対戦した)謝淑薇は対戦したことある選手の誰とも違っていた。3人を比較するのは難しい」

 ―オンコートインタビューで、外を歩き回るのが好きと言っていたが、日本に行ったときも歩いていたのか

 「本当に歩いていたわけじゃなくて、車で外に出ていただけ。もし出歩くなら夜にカツラをかぶってかな(笑い)でもテニスラケットを持って歩いてでもいない限り、人はあまり気にしないでしょう」

 全豪オープンは14~27日、WOWOWで連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。詳しくはこちら

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