経験や体、要因が積み重なってタフになった 錦織会見

スポーツ報知

◆テニス 全豪オープン第8日(21日・メルボルン) ▽男子シングルス4回戦錦織3(6―7、4―6、7―6、6―4、7―6)2カレノブスタ

 第8シードの錦織圭(29)=日清食品=が、今大会3度目のフルセット勝ちで4度目の準々決勝進出を果たした。女子シングルス第4シードの大坂なおみ(21)=日清食品=とそろっての8強は18年全米オープンに続き2度目。第1セットはブレイクチャンスを生かしきれずにタイブレイクで落とす苦しい展開。0―2から追いついて迎えた最終セットは10ポイント先取のタイブレイクに突入。5―8から5連続ポイントで5時間5分の激闘を制した。以下、会見での主な一問一答

 ―5時間の試合をしてみて

 「集中しすぎていて、5時間と聞いてびっくりがあった。(過去に5時間近く試合をした)チリッチ戦やマリー戦はやったのかな、と思った。足はきつかった」

 ―最終セットのタイブレイク5―8で微妙な判定があった(カレノブスタはポイントのやり直しを主張したが通らず錦織のポイント)

 「とても重要なポイントだった。彼には影響があったと思う。彼が時間を使ったことで自分にも多少影響はあった」

 ―10ポイント先取のタイブレイクは2度目

 「慣れた。2度とも負けているところから挽回して勝てた。タフな時間だった。全てのポイントでファイトしようとして、幸運にも最後の5ポイントは連取できた」

―足が動いていなかったように見えた

 「焦りがあったかもしれない。第1セットはうまくいけば6―3くらいで勝てていた。それを取り切れなかったのは焦りもあったのかなと思う。第2セットは相手が良かったのもあった。最終セット5―4はサービスゲームを落とすなと思っていた」

 ―タフになった要因は

 「経験や体、いろんなものが積み重なってだと思う」

 ―準々決勝はジョコビッチとの対戦

 「今日はきつかったので体を戻すことが先決。長いラリーには必ずなる。体を戻してから戦略を考えたい」

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