【Tリーグ】名古屋が後期初戦を白星発進 単複2勝の安藤みなみ「後期はしっかり勝てるように」

スポーツ報知
ダブルスで流れを引き寄せた(左から)名古屋・鈴木李茄と安藤みなみ(Tリーグ提供)

 ◆卓球 Tリーグ TOP名古屋3―1日本ペイント(31日、エディオンアリーナ大阪)

 女子のTOP名古屋が後期初戦に臨み、日本ペイントマレッツに3―1で勝利した。チームの連敗は5でストップ。全日本選手権で8強入りを果たした安藤みなみ(21)が第1試合のダブルスと第3試合のシングルスを制し、勝利に大きく貢献した。

 第1試合のダブルスは安藤と鈴木李茄で組んだ。Tリーグでは初のペアだが、専大の先輩後輩で、今年の全日本選手権でも4勝を挙げている。全日本選手権後は2人で練習する機会はなかったが、経験を生かし、持ち味の連続攻撃で主導権を握った。安藤は「鈴木さんが得意のバックハンドで何本もいいボールを決めてくれて、そこで力が抜けて一緒にフォアハンドで攻撃できた。ミスしても大丈夫っていう感じで、信頼してできたと思います」と納得の表情で振り返った。

 第3試合では松平志穂と対戦した。やや慎重になった第2ゲームは落としたものの、「最後はしっかり自分のプレーができた」と3―1で勝利。昨年12月22日の木下アビエル神奈川戦以来の2点起用で単複2勝を挙げ、「前回は2点落としてしまったのですごい悔しかったけど、今回はしっかり勝つことができて良かった」と胸を張った。

 チームは前期、13試合で勝ち点9にとどまり、最下位に沈んだ。自身もシングルスで2勝5敗と黒星が先行したが、後期は会心の試合運びで白星発進。巻き返しへ「前期はチームとしても個人と勝ちきれなかった試合を、後半はしっかり勝てるようにしていきたい」と気合を込めた。

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