渡辺雄太&八村塁2大エース不在も自力W杯へラマス監督「完璧な試合を」

スポーツ報知
八村塁

 バスケットボール男子日本代表は21日、テヘランでW杯アジア2次予選のイラン戦に臨む。勝てば21年ぶりとなる自力でのW杯出場に前進する大一番。フリオ・ラマス監督(54)は「選手たちはプレーの質が上がっている。勝つために完璧な試合をしたい」と必勝を誓う。W杯は8~9月に中国で開催。

 世界ランク47位の日本に対し、イランは26位で、五輪やNBA経験者のベテランを集めた難敵だ。昨年9月にホームで対戦した際は70―56と大勝したが、今回は日本人2人目のNBAプレーヤーとなった渡辺雄太(24)、米ゴンザガ大で活躍する八村塁(21)の2大エースが不在となる。それでも、4連敗のどん底からはい上がってきた選手たちには自信がある。指令塔の富樫勇樹(25)=千葉=は「出ている選手全員がリングに向かって行く。必ずW杯出場という結果で帰って来たい」と力が入っている。

 ◆W杯出場決定条件 日本は現在、6勝4敗でF組3位。イランとカタールに連勝すれば、W杯出場が決定。また、21日のイラン戦に勝利し、同日の試合でフィリピンがカタールに敗れるか、E組でヨルダンが中国に敗れればW杯が決定する。21日に日本が敗れると、決定は24日に持ち越される。

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