川淵三郎氏がW杯出場の男子バスケを祝福! 「これで東京五輪に出場できなかったら文句」言いに行きますよ』

スポーツ報知
川淵三郎氏

 日本バスケットボール協会の川淵三郎エグゼクティブアドバイザー(82)が27日、千葉・幕張メッセで行われているスポーツビジネス産業展で、スポーツ庁の鈴木大地長官(51)、横浜DeNAベイスターズ初代社長の池田純氏(43)と合同講演を行った。

 24日に男子バスケットの日本代表がカタールを下し、今夏に中国で行われるW杯出場を決定。20年東京五輪の開催国枠についても、3月末の国際バスケットボール連盟(FIBA)の理事会で決定する見通しで、44年ぶりの五輪出場へ大きく前進した。「本当によくやってくれたと思いますね。これで(東京五輪の開催国枠が)決まらなかったらどうする。私が(FIBAに)文句を言いに行きますよ」と冗舌だった。

 講演のテーマは「スポーツビジネスの未来と地方創生」。サッカーのJリーグやバスケのBリーグたちあげ時について振り返り、「コペルニクス的転回、つまり180度物事の見方を変えたらうまく行った。スポーツでも、ビジネスでも、発想の転換が大事」と強調した。

 また今後のスポーツビジネスの発展については、優秀な人材の確保が必要と主張。「日本のスポーツ界は伸びしろがたくさんある。(アリーナやハード面について)日本は先を見た計画が少ない。もっと発想力を持った方がいい」と約1200人の聴講者に訴えた。

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