川崎、W杯出場決めた代表トリオが2ケタ得点で延長戦制す

スポーツ報知
篠山竜青

◆バスケットボール Bリーグ 川崎89―80SR渋谷 ◆第25節(2日、とどろきアリーナ)

 21年ぶりに自力でのW杯(8~9月、中国)出場を決めた男子代表の凱旋(がいせん)試合となった今節で、中地区2位の川崎は、東地区4位のSR渋谷と対決。延長戦にもつれた大激戦の末、89―80で勝利した。

 川崎は、日本代表のセンター、ファジーカス・ニックが先発を外れるも、同じく代表でポイントガードの篠山竜青、シューティングガードの辻直人は先発出場。

 前半は一進一退の攻防が続き、29―32とリードされる展開も、第3クオーター(Q)に入ると、辻や篠山の3点シュートが決まり出し、ファジーカスもゴール下で得点。2点のリードを奪った。だが、第4Qは残り1分で67―69と逆転を許し、その後すぐに追いつくも、再び相手に決められた。残り20秒、ポイントガードの藤井祐真がフリースローを2本沈め、何とか71―71の延長に持ち込んだ。

 延長戦では川崎の攻撃力が爆発。辻や藤井の3点シュートが決まり、5分間で18得点を重ねた。辻は19得点、篠山は13得点、ファジーカスは11得点だった。

 辻は場内のヒーローインタビューで「ただいまー!!」と、絶叫。「自信を持って代表でもシュート打てたので、こっちでも自信を持ってシュート打てている」と話した。

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