【Bリーグ】三遠、日本代表・太田欠場響き5連敗

スポーツ報知
14得点をマークした三遠の川嶋

◆B1リーグ 第25節 栃木82―66三遠(3日)

 三遠ネオフェニックが栃木に66―82で敗れ、5連敗を喫した。前日の試合で太田敦也(32)が負傷して日本代表のセンターを欠く三遠は、前半1点リードで折り返したが、第3Qに一気に突き放されて逆転負け。今季浜松アリーナでは、4戦全敗となった。

 前半の動きから一変した。1点リードで迎えた第3Qで三遠が大失速。試合後の会見で藤田弘輝ヘッドコーチ(32)は「ゲームの入りは良かったが、第3Qでエナジーレベルが落ちた。30分は良かったが、強い相手には40分間、力を発揮しないと勝てない」と、嘆いた。

 “魔の第3Q”だった。47―47の残り5分30秒から連続13失点を喫した。日本代表センターの太田不在が大きく、トータルリバウンドが三遠の33に対して、相手は48。特に、オフェンスリバウンドを21本(三遠は12)奪われ、完全に制空権を与えた。

 4連勝のあと5連敗。今季はこれまで6連敗を2度、喫しているように、負けを引きずるケースが多い。14得点と気を吐いた川嶋勇人(28)は「チームで攻めてチームで守るのがうちのスタイル。それが出来なかった」と、唇をかむ。次は、ホームでの豊橋で東京戦。イヤな流れを食い止める。

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