【Bリーグ】北海道が今季3度目の6連敗

スポーツ報知
第1Qに、豪快なダンクを決めるミュレンズ

 ◆プロバスケットボールB1リーグ第26節 北海道78―84名古屋D(10日・北海きたえーる)

 レバンガ北海道は名古屋Dに78―84で敗れ、今季3度目の6連敗。通算10勝34敗で東地区6位のまま。“負のスパイラル”が、断ち切れない。最大20点劣勢から追い上げ、最終クオーターに2点差まで詰め寄ったが、勝利に届かなかった。内海知秀HC(60)は「後半は粘りを出せたが、フリースローを決め切れなかったのが痛かった」と敗因を口にした。

 序盤は、名古屋のSG中東泰斗(26)らの3点シュート攻勢で引き離されたが、Cバイロン・ミュレンズ(30)の連続ダンクなどで反撃。後半は、この日両チーム最多29得点したPFマーク・トラソリーニ(28)、10得点のPF野口大介(35)らの活躍で互角の戦いを演じた。

 しかし、フリースローは26本中22本決めた(成功率84・6%)名古屋に対し、レバンガは22本中14本(同63・6%)にとどまり、勝敗を分けた。

 Bリーグ通算1000得点にあと5点とした野口は「僕たちには残り試合、時間も少ない。次こそ巻き返す底力を見せ、勝利につなげたい」と13日の秋田戦(秋田)でのトンネル脱出を誓った。(小林 聖孝)

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