【卓球通信】混合ダブルスで張本智和&石川佳純が初のペア…ともに日本勢最高の4位

スポーツ報知
世界選手権個人戦混合ダブルスでペアを組む張本智和と石川佳純

 4月21日開幕の世界選手権個人戦(ハンガリー)のダブルス3種目の代表が9日に決まり、混合ダブルスで張本智和と石川佳純が初めて組むことが注目を集めた。ともに世界ランク日本勢最高の4位。吉村真晴とペアで17年大会金メダルに輝いた石川と、驚異の成長を見せる張本が組むことで、どんな化学反応が起きるか。期待が膨らむが、世界選手権後も楽しみなペアが見られそうだ。

 五輪では団体戦に出場する男女6人から1ペアを選ぶ必要がある。そのため、宮崎義仁強化本部長は「エントリー締め切りギリギリまで1年間、いろんなペアを試す」と語り、張本や丹羽孝希、水谷隼と伊藤美誠や平野美宇、または左の石川佳純と右の大島祐哉や吉村和弘を組ませる可能性に言及。新種目での金メダル獲得に向け、開催国枠で出場権を確保している優位も生かし、直前まで最善のペアリングを探っていく。(林 直史)

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